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曖昧さ回避 この項目では、ケビン・コスナーホイットニー・ヒューストンの映画について記述しています。バスマチ蜂起をテーマにしたソ連時代の映画については「ボディガード (1979年)」をご覧ください。
ボディガード
The Bodyguard
The Bodyguard
監督 ミック・ジャクソン
脚本 ローレンス・カスダン
製作 ローレンス・カスダン
ジム・ウィルソン
ケビン・コスナー
出演者 ケビン・コスナー
ホイットニー・ヒューストン
音楽 アラン・シルヴェストリ
主題歌 I Will Always Love You
ホイットニー・ヒューストン
撮影 アンドリュー・ダン
編集 リチャード・A・ハリス
製作会社 TIGプロダクションズ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1992年11月25日
日本の旗 1993年3月6日
上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $121,945,720[1] アメリカ合衆国の旗
$410,945,720[1]世界の旗
  

ボディガード』(原題:The Bodyguard)は1992年製作のアメリカ映画。

俳優ケビン・コスナーと女性歌手ホイットニー・ヒューストンが共演[2]し、ヒットしたロマンティック・サスペンス映画である。ヒューストンが歌った主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が収録され、デイヴィッド・フォスターの編曲したサントラ盤は全世界で4,200万枚を売り上げる大ヒットを記録した。

あらすじ[]

ロナルド・レーガンの警護を担当していたシークレット・サービスのフランク・ファーマーは、非番の日に発生したレーガン大統領暗殺未遂事件に責任を感じて退職し、以降は個人でボディガード業を営んでいた。ある日、フランクの元を人気歌手レイチェル・マロンの付き人ビルが訪れ、彼女の身辺警護を依頼する。レイチェルの元には数か月前から不審な出来事が続いており、遂には殺害を予告する脅迫状までが送り付けられてきたため、フランクに白羽の矢が立ったのである。依頼を引き受けたフランクだったが、あまりに危機感のないレイチェルはじめスタッフはフランクを邪魔者扱いし、忠告を聞こうとしなかった。断ろうとしたがビルの懇願により仕方なく引き受けた。フランクは警備強化の為に屋敷の大改造、スタッフの教育を開始するもレイチェル本人は不満を募らせてスタッフのサイと共に勝手にライブハウスでの新曲発表会を開催。ところが控え室にまで脅迫状が届き、レイチェル本人は脅迫があったことすら知らなかったことを知り、恐怖から発表会を中止する。しかし、ファンの声援を聞いて奮起し、再び発表会を強硬。だが、興奮したファンが暴徒化、ファンに振り回されていたところをフランクに助け出された。自宅に帰ったレイチェルはフランクに礼を伝えると彼に信頼を置くようになる。一方、元々スタッフとして雇われていたボディーガードのトニーは出し抜かれたことに逆上してフランクを襲うが、軽くあしらわれ逆に返り討ちにされる。

一晩明けて、助けられたお礼にレイチェルはフランクをデートに誘う。映画を観てバーで語り合い、フランクの自宅で二人は一夜を共にし、二人は互いに愛するようになる。しかし翌朝、公私混同してしまったフランクは依頼人と関係を持ってしまったことに後悔し、ケジメをつけるためにレイチェルに素っ気ない態度を取り突き放したことから彼女との関係が悪化。それにより前以上に警護に支障をきたすようになってしまう。 チャリティーコンサート会場で当て付けのように好き勝手をし、更にはフランクへの当て付けのように偶然居合わせた元同僚のポートマンをベッドルームに連れ込んだり、無断で外出するレイチェルに嫌気がさしたフランクは辞めるとビルに直訴する。だが、直後にホテルの自室で息子フレッチャーからの電話と思って受けた脅迫電話にレイチェルはショックを受けて態度を改める。苦しむ彼女はフランクに泣きつき、心からもう一度頼るようになる。

フランクはスタッフに暇を出し、レイチェルと彼女の姉ニッキー、フレッチャーを連れて父ハーブの家に避難する。フランクの昔ばなしやチェスに興じることで落ち着きを取り戻したかにみえたが、そこにもストーカーの魔の手は迫っていた。翌日、フレッチャーが勝手をしてボートに乗り込んだ。間一髪でフランクが助け出したが、仕掛けられていた爆弾でボートが爆破されてしまう。その夜、フランクは泣いていたニッキーから「レイチェルの殺害を依頼した」と聞かされる。幼い頃から自分の真似をして後を付いてきていたレイチェルが、いつの間にか自分の夢だった歌手として成功した。彼女に嫉妬していたニッキーは、酒場で出会った男に勢いで殺害を依頼してしまい、名前も知らないため連絡も取れないと告白する。その直後、ニッキーは突然現れた男に射殺されてしまう。

ニッキーの葬儀が終わった後、レイチェルはノミネートされていたアカデミー賞受賞式に出席する。犯行の手口からプロの仕業だと感じたフランクは出席を取り止めるように忠告するが、レイチェルの意志が固いことを知るとトニーと共に警護に全力を挙げる。

フランクは会場で再びポートマンと再会するが、彼が「自分の依頼主だ」と語った司会者から「そんな男は知らない」と告げられたことから、ポートマンが犯人だと確信する。ポートマンはカメラマンに扮して壇上のレイチェルを殺そうとしたが、彼女の盾になったフランクに阻まれ失敗し、彼に射殺される。

依頼を終えたフランクは、新しいボディーガードと交代し、レイチェルたちと別れの挨拶を交わした。見送るフランクを見つめるレイチェルはジェット機を止め、彼の元に走り別れのキスを交わした。

こうして二人の恋は終わった。 レイチェルはフランクへの愛を糧に歌を歌い、フランクは新たな仕事へと就いた。

キャスト[]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 フジテレビ版 テレビ朝日版
フランク・ファーマー ケビン・コスナー 津嘉山正種
レイチェル・マロン ホイットニー・ヒューストン 塩田朋子 高島雅羅 塩田朋子
サイ・スペクター ゲイリー・ケンプ 島田敏 江原正士 二又一成
ビル・デヴァニー ビル・コッブス 阪脩 富田耕生 小林勝彦
グレッグ・ポートマン トーマス・アラナ 千田光男 若本規夫 金尾哲夫
ハーブ・ファーマー ラルフ・ウェイト 小島敏彦 大木民夫 加藤精三
ニッキー・マロン ミシェル・ラマー・リチャーズ 藤生聖子 吉田理保子 唐沢潤
トニー・シペリ マイク・スター 福田信昭 秋元羊介 塩屋浩三
授賞式司会者 ロバート・ウール 西村知道 堀内賢雄 佐久田修
クライヴ ナサニエル・パーカー 長島雄一 安井邦彦
ヘンリー クリストファー・バート 伊藤栄次 大滝寛
フレッチャー・マロン デヴォーン・ニクソン 小松直史 津野田なるみ 内澤祐豊
レイ・コート ジェリー・バマン 藤本譲 塚田正昭
ミネラ ジョー・ユーラ 小野健一 小室正幸
ダン トニー・ピアース 中田和宏 古澤徹
ロータリークラブ会長 バート・レムゼン 石森達幸 有本欽隆
スキップ・トーマス リチャード・シフ 小島敏彦 堀部隆一
デビー・レイノルズ 高村章子 瀬畑奈津子
エマ エセル・アイヤー 火野カチコ 小山田詩乃
音響賞プレゼンター ロブ・サリバン 土方優人 矢崎文也
音響賞受賞者 パトリシア・ヒーリー 八木亜希子 加藤優子
少女 エイミー・ルー・デンプシー 鈴鹿千春
少女の母親 シェリー・A・ヒル 石井直子
初回放送 1995年10月7日
ゴールデン洋画劇場
20:59-23:34
1998年10月4日
日曜洋画劇場
21:02-22:54

スタッフ[]

  • 監督:ミック・ジャクソン
  • 製作:ローレンス・カスダンジム・ウィルソン、ケヴィン・コスナー
  • 脚本:ローレンス・カスダン
  • 音楽:アラン・シルヴェストリ

エピソード[]

  • オリジナルはローレンス・カスダンスティーブ・マックイーンを主人公に想定して執筆。共演はダイアナ・ロス。だがマックイーンが降りた後に、ライアン・オニール主演で企画が進行するも映画化は実現しなかった。それから15年後の1992年、ケヴィン・コスナーホイットニー・ヒューストンとの共演で完成する。なお、本作でのコスナーの髪型は、マックイーンをイメージしたものとなっている。
  • 2012年2月11日にホイットニーが急死、18日に行なわれた葬儀で、コスナーは実に17分にも渡る弔辞を読み上げ、彼女を讃えた[3]

舞台[]

2012年11月から、イギリスのウエストエンドにあるアデルフィ劇場にてミュージカル版の上演が決定している。

ヘザー・ヘッドリーがレイチェル・マロン役を演じる。脚本は、アレクサンダー・ディネラリスが担当[4]

脚注[]

関連項目[]

  • 用心棒 - 劇中、フランクがレイチェルと一緒にこの映画を見る場面があり、そこではワンシーンがそのまま使われている。

外部リンク[]

  • テンプレート:Allcinema title
  • テンプレート:Kinejun title
  • テンプレート:ぴあ映画チラシ
  • テンプレート:Amg movie
  • テンプレート:IMDb title

テンプレート:ホイットニー・ヒューストン

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